成果

■ 田辺三菱製薬助成事業

ALS等神経難病療養向上のための平時からの災害支援ネットワーク形成と地域別難病看護師連携強化のための取り組み

 難病の支援ネットワーク形成に関して、近年は災害時の支援が大きな課題となっており、平時からのネットワーク形成が喫緊の課題である。そこで、ALS等の医療依存度の高い避難行動要支援者支援において、本助成による市民公開講座を開催することにより、先駆的な取り組みを共有し、平時からの多職種連携と共生社会における支援ネットワーク形成をめざすことが目的である。
さらに、学会として、地域別難病看護師の交流会を開催することにより、災害・減災ネットワークにおける難病看護師としての今後の活動課題の抽出、連携の強化をめざすことを目的とする。地域ごとに顔の見える関係性を構築し、お互いの難病看護実践について共有、議論し次に繋がる場の提供が挙げられる。難病看護学会では、これまでセミナーや学術集会の場を利用して、地域別交流を図る取り組みを実施してきたが、遠方での交通費や時間やかかる人員の負担の観点から、組織的な計画性をもった活動にしきれていない現状がある。
 そこで、本助成による支援をうけ、防災・減災ネットワーク形成における地域別難病看護師ネットワークの強化をめざし、連携する好事例の共有など地域における医療連携の体制整備に貢献するとともに、より専門性が高く、災害・減災に強い難病看護師の人材育成と継続を可能とすることが目的である。

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ALS等神経難病療養向上のための平時からの災害支援ネットワーク形成と地域別難病看護師連携強化のための取り組み
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ひと目では病気であるとわかりにくい方のための
外出先での 「もしも」の備え 防災ポーチのススメ
【視神経脊髄炎スペクトラム障害】

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